就労継続型支援A型事業所 村のぱん屋・SUN|地域活動支援センターあぐり

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ご利用者・保護者の声

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グループホーム三楽 渡辺安子様より

お手紙の内容

M様が入居されているグループホーム三楽は田園風景の広がるのどかな環境で近隣には徒歩、自転車でスーパーにも買い物へ行くことが出来便利な場所にあります。

入院生活6年の中で物静かで無口、話しかけると「ハイ・いいです」の返答しかない方で、レクリエーションにも参加されない状況の中、社会復帰に向け一歩踏み出した事に驚きました。

「自由になりたい」の気持をきっかけに半年かけグループホーム体験入所を試みる中、さらに自信がつき退院する事になりましたが、その中で入院中の同室者と同じグループホームへ入居するO氏の存在も大きかったのではないだろうかとも思います。
当初、半ば強引ではありましたが地域活動支援センターあぐりを週4回利用して頂く事にしました。

あぐりを利用中も無口でおとなしい性格の為か参加意欲もなく何事にも拒否的でしたが徐々に活動にも参加される様になり、自転車で20分かけ行かれ今では自ら話をされ見違える程になり笑顔も多くみられる様になりました。

現在は就労意欲も湧き職場実習もされいずれ一人暮らしをしたいの声も聞かれ前向きの成長に驚いています。
M様の一歩が多くの方の励みと希望に繋がればと切に思います。

グループホーム三楽 渡辺 安子

M様より

お手紙の内容

若い頃、真面目に頑張らないで、お金がないので家に引き籠り、精神病院に入院しました。
大勢の人が集まる病院の行事に出てもピリピリ、ソワソワ、して全然楽しくありませんでした。

退院してあぐりの活動で大勢の人が集まるバスハイクや学童保育で踊る事や祭典に
参加する事が楽しくなりました。

あぐりで少しずつ頑張ると気持ちが落ち着く事が出来る様になりました。(M)

S様より

お手紙の内容

あぐりを利用してあぐりに行きだしてからは長くなるんですがだいぶ前は週1.2日くらいしか行けなくて、
それからだんだん人になれてきて毎日行けるようになって長くかかった。

毎日終わりまで居れるようになりました。行事も色々あって学童保育の子供達の前で劇をしたり、踊ったり、豊前病院のゆずりは祭りや福祉フェアでおでんやカレーを売ったりするのが心に残っています。

人前で何かするのは恥ずかしいけど、だんだん慣れてきました。あぐりは生活リズムを整えるのにいい場所だなと思います。

S様のお母様より

お手紙の内容

娘が発病してから二十年近くなりました。
最初に病名を聞かされた時は本人も家族も戸惑いと不安でいっぱいでした。

いつまで経ってもなかなか思うように快復に向かわないことで本人としては焦りがあったようでとても苦しんでいたようでした。

そんな時に豊前市に精神障がい者の共同作業所「あぐり」が設立・開所され娘はそこへ通所出来ることになりました。何年もかかってお陰様であまり休むこともなく通えるようになりました。

それで少しずつ自信がついたようで次へのステップとして働きたいと言う以前からの念願でもありましたNPO法人「村のパン屋SUN」で仕事をすることを決めたようです。
そこで理事長の小川さんにお会いし相談の末一日四時間週に五日間の時間割りで働かせていただくことになりました。最初は少しきついようでしたが何とか頑張って休むこともなく六ヶ月が過ぎました。

お給料を頂ける充実感もあるようです。一部を生活費として入れてくれています。親としては少しずつ快復に向かっている姿をとても嬉しく見守っているところです。これまでの長かった道程の中でいろんなことがありましたがご支援下さった多くの方々が当事者と真剣に向かい合って下さったお陰で今に至っていることに深く感謝しております。

親としてはこれからも支援に頼ることだけでなく今しか出来ないことを見つけて動き出し共に歩み続けることが必要な気がするのです。これからもどうかよろしくお願い致します。S

N様のお母様より

お手紙の内容

「じゃぁ、行って来まぁ~す!」片手を上げて勢いよく自転車を発進!
「気をつけるんよ。頑張ってね!」これが毎朝の息子と私の掛け合いです。
朝から雨の日以外は、暑くても寒くても自転車での通勤です。
村のぱん屋・SUNとの出会いは、養護学校の実習でした。実のところ学校の行事をこなす感覚でしかなく、まさか賃金をもらって働けるなんて思ってもいませんでした。
それだけに小川さんからの「預かるのではありません」「仕事をするつもりで来てください」という言葉は、とても重く不安になったものです。
でもそれは、職員を含め利用者さん達みんながいかに必死だったかという表れでした。
あれから今年で5年目。息子もその必死で働く利用者の1人なりました。保育園、小、中、高校生と行かなければならない場所に、行きたくないとだだをこねることは一度もなく、とても楽しんで過ごしてこれました。
村のぱん屋・SUNも最初はそうでした。でも今はただ楽しいだけでなく、責任とやりがいがプラスされ、消費税アップによる売り上げ減少を心配する愛社精神も育ってきたようです(笑)
これからも職場の皆さんと良い関係が築けますように、そして彼が必要とされる存在でありますようにと、祈っております。
どうぞよろしくお願いします。

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